任意保険は任意にあらず

任意保険は任意にあらず

自動車保険は、別名強制保険と言われる自動車賠償責任保険(以後、自賠責保険)と、任意保険の二種類があります。よく自賠責に入っているから任意保険には加入しなくて良い、と誤解されていることがありますが、実は自賠責は、人身のみの保険ですので、物損には使えません。さらに人身の際の補償額も十分ではないため、自賠責はあくまでも、「最後の砦」のような位置付けと考えておくべきです。ということは、任意保険は、実は「任意」ではないといえます。
実は、任意保険は、都道府県毎に加入率にかなり開きがあるようです。つまり、県民性により加入の必要性が異なっています。ここではあえて加入率の低い都道府県を公表することは控えますが、確実に言えることは、「自分は気を付けているから事故に遭わない」「万が一の時は、自分の事は自分でするから加入しなくて良い」という考えは捨てなければいけない、ということです。自動車保険は、自分自身の補償でもあるし、事故の相手方への補償、更には、双方の家族への補償と考えるべきです。
良く分かる例が、交通事故により親を失った子供達です。事故で十分な補償がなく、厳しい生活を強いられている様子を見ると、他人事と考えるべきではない事が良くわかります。